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2022.07.29 08:40

桂浜水族館にベビー続々 ペンギン、カワウソすくすく 高知市

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あくびをするフンボルトペンギンの赤ちゃん(高知市の桂浜水族館=山下正晃撮影)

あくびをするフンボルトペンギンの赤ちゃん(高知市の桂浜水族館=山下正晃撮影)

 高知市浦戸の桂浜水族館で6月にフンボルトペンギン、7月にコツメカワウソの赤ちゃんが誕生した。同館は「コロナ禍の館を活気づけてくれている」と喜んでいる。

 フンボルトペンギンの赤ちゃんは6月7日に生まれた。10歳の雌「イズミ」と5歳の雄「ぽん」の子で、もこもこの灰色の羽に覆われ、すくすく成長中。2カ月弱で2600グラムに成長した。

 飼育員の藤井康行さん(27)は「掃除の時によくつつかれます。痛くはないんですけど、気が強い両親に似たのかな」と目尻を下げた。

コツメカワウソの双子。まだ目も開いていない(桂浜水族館ツイッターより)

コツメカワウソの双子。まだ目も開いていない(桂浜水族館ツイッターより)

 コツメカワウソの雄の双子は7月15日に誕生した。雌の桜(8)と雄の王子(12)の下に生まれ、7日齢で131グラムと141グラム。「今までの子で一番大きい」と飼育員の丸野貴也さん(28)はうれしそう。明るい灰色のふわふわの毛に覆われた2匹はまだ目も開かず、もぞもぞ体を動かす程度。丸野さんは「子育て中の親は神経質になるので、しばらくは館の配信動画で見てほしい」と話した。

 どちらの赤ちゃんも順調に育てば「夏休み中に姿を見ることができるかも」。親の愛に包まれ大きく育った姿に会える日も、そう遠くはなさそうだ。(森田千尋)

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