2022.07.28 08:27
バスケットボール岡豊女子 マンマーク奏功【四国インターハイ】
【女子1回戦 岡豊―佐賀清和】第4クオーター、岡豊・仮谷(7)がシュートを決め、89―64とする(丸亀市民体育館)
女子の岡豊が堅守速攻で大量点を奪って圧勝。難なく初戦を突破した。
相手はエース中沢を中心に、鋭いドライブから得点を狙う攻撃的なチーム。岡豊は「守備のスペシャリスト」岩城が中沢をマンマークし、他の4人がカバーに入る作戦を立てた。
これが見事にはまった。序盤こそ中沢に切り込まれる場面もあったが、日頃から男子部員を練習相手にしてきた岩城にとっては「そこまでスピードはない」。最後まで体を寄せてシュートを防いだ。
第1クオーターを3点リードで終えると、第2クオーターからは厳しい守備から攻撃のリズムが生まれ、岡豊がペースをつかむ。鋭い出足でプレスを掛けてボールを奪うと、主将窪内や伊藤らが積極的にドライブを仕掛けて得点を重ねた。
第4クオーターに一時25点差をつけた大勝にも窪内は「最後に少し集中力が切れた」と反省点を口にした。次は優勝候補の一角、明星学園(東京)戦。「悔いが残らないように、できることを出しきりたい」と表情を引き締めた。(五十嵐隆浩)