2022.07.27 11:59
フィリピン・ルソン島でM7・0 5人死亡、世界遺産も被災
フィリピン・震源、日本
【マニラ共同】フィリピン・ルソン島北部で27日午前8時43分(日本時間同9時43分)、マグニチュード(M)7・0の地震があり、政府は5人が死亡、64人が負傷したと発表した。建物の倒壊や土砂崩れが各地で起きた。16世紀のスペイン統治時代の街並みが世界遺産に登録されているビガンでも教会や歴史的建築物が被災した。
日本大使館によると、現時点で日本人が死傷したとの情報はない。米地質調査所(USGS)によると、震源はアブラ州ドローレスから南東に13キロの山岳地帯で深さ10キロ。
アブラ州とベンゲット州などが被災した。