2022.07.27 05:39
NY株反落、228ドル安 米景気後退を懸念
ニューヨーク証券取引所のディーラーたち=26日(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比228・50ドル安の3万1761・54ドルで取引を終えた。米景気後退への懸念が高まり、投資リスク回避の売りが優勢となった。
前日に通期業績予想を引き下げた小売りのウォルマートが急落。物価高が家計を圧迫し、衣料品の買い控えなど節約志向が広がっているとの見方から、個人消費関連の銘柄に売りが波及した。
朝方に発表された自動車のゼネラル・モーターズ(GM)の四半期決算が供給網混乱の影響で市場予想を下回る内容となったのも、相場の重荷となった。