2022.07.26 14:00
上皇さま、右心不全と診断 宮内庁「改善しつつある」
上皇さま
宮内庁は26日、上皇さま(88)が東大病院(東京都文京区)で24日に心臓のMRI検査を受けられた結果、右心不全と診断されたと発表した。6月末から薬の服用など治療を続けており、現在、所見は改善しつつあるとしている。
宮内庁によると、上皇さまは最近、体重がやや増加していた。6月下旬、胸部エックス線検査で心拡大や、胸に水がたまる「胸水貯留」が認められ、心不全の診断指標となる「BNP」の値が上昇するなど心不全の所見がみられた。
今月24日に心臓MRI検査を受け、右心房と右心室の間にある血液逆流を防ぐ弁が十分に閉じない「三尖弁閉鎖不全」による右心不全と診断された。