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2022.07.26 08:28

明徳執念の逆転、6回集中打6点 高校野球高知大会決勝

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-[[以降省略]]--
▽決勝
明徳義塾 000 116 000―8 
高知   120 013 000―7
▽三塁打 山下、安井
▽二塁打 山下、寺地2、井上、田中、池辺、小西、高橋友
▽犠飛 川竹
▽残塁 明5、高10
▽併殺 明1(本田―辰己―吉村)高0
▽試合時間 2時間48分
▽審判 浅津、山崎寿、中川、下西

 【評】明徳の執念、集中力はすさまじい。2点を追う六回1死から田中、寺地、池辺の3者連続二塁打で同点。2死一、三塁として辰己が勝ち越し適時打。さらに満塁と攻め立て、高知の先発川竹から継投した山下から安井が走者一掃の三塁打。6長短打を集めて6得点と畳み掛け、試合をひっくり返した。

 エース左腕吉村は7失点と苦しんだ。しかし、1点リードの九回裏1死満塁の大ピンチではスクイズを防いだ後に2者連続三振。ぎりぎりの場面で勝負球にいずれも渾身(こんしん)のストレートを投げ込み、甲子園への扉をこじ開けた。

 高知は明徳の11安打を上回る15安打。4点リードされた直後に3点を奪い返すなど、力を存分に示した。先発川竹も球威で押し、序盤は試合をつくった。結果論だが、継投の山下が許した安打は代わりばなの三塁打のみ。六回頭からの継投ならばとの思いもよぎる。(柳原聖司)

打撃戦は予想外 明徳・馬淵史郎監督
 試合前に選手たちに「1点差の勝負」とは話していたが、こういう打撃戦は予想もしていなかった。六回の攻めは選手たちに、開き直って打てと言った。吉村は何度も代えようと思ったが、七回以降よく立ち直った。

最後は守備力の差 高知・浜口佳久監督
 川竹と山下はよく投げた。交代のタイミングが結果を分けた。逆転されたところで守り切れなかった。しんどい時に取れるアウトを取れないと勝てない。最後は守備力の差。八回裏1死一塁で小西は送っても良かった。

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