高知県内小中高ネットいじめ増　県対策協、危機意識共有

2022.07.26 08:35

高知県内小中高ネットいじめ増　県対策協、危機意識共有

高知新聞社

　県いじめ問題対策連絡協議会（会長＝浜田省司知事）が２５日、高知市で開かれた。児童や生徒の間でネットいじめが増えている現状が報告され、関係者が危機意識を共有した。

　同協議会は学校長や臨床心理士、弁護士ら１８人で構成し、年２回開催している。

　県教委によると、全国の小中高でのネットいじめの認知件数は１６年度の１万７７９件から、２０年度は１万８８７０件と１・７５倍に増えたが、県内では「２～３倍」に上る。多くはＳＮＳ上での悪口やうわさ話、グループ外しなどで、被害者が学級で孤立化したケースもあったという。

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