2022.07.25 18:59
トヨタ取引先電気代負担も エネルギー高騰、異例支援
トヨタ自動車は25日、電気やガスといったエネルギー費の増加に苦しむ部品仕入れ先の支援を検討していると明らかにした。仕入れ価格に反映した負担を想定。エネルギーや原材料の価格が上昇し取引先の収益が圧迫される中、異例の対応で支援を強化する。原価低減に応じ部品値下げを求める価格改定を2022年度下半期は見送る。
熊倉和生調達本部長がオンラインで記者団の取材に応じた。エネルギー費負担に関し「どういう形で効果的で現実的な対応ができるか検討している。見過ごすわけにはいかない」と説明した。エネルギー費高騰時の取り決めはないが、取引先から相談が増えたという。