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2022.07.23 08:19

感染症と闘う 一人一人が対策工夫を 結核予防会代表理事・尾身茂―高知市夏季大学ノート

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 新型コロナウイルスの感染が急激に拡大している。オミクロン株の派生型「BA・5」の感染力が強く、自然感染やワクチン接種を通して獲得した免疫をかいくぐっている。ワクチンを3回接種していても、数カ月以上たつと免疫力が弱まってしまう。先日の3連休(16~18日)があり、さらに夏休み、お盆と、人々がどう行動するかによって感染の波の高さが変わってくる。すぐにピークアウトする(頂点に達した後、減少に転じる)ことはないと考えた上で、対策を講じる必要がある。

 今、多くの国民は社会経済を回していこうという強い意向を持っているとみられる。私たちはこの2年間で、どういう場面で感染しやすいか、どうすれば感染を防げるか、多くの事を学び、理解が深まった。これまでのように国や自治体の要請に人々が応えるというよりも、一人一人が感染しない、感染させないための対策を工夫することが求められている。

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