大塚初重さんが死去　考古学者

2022.07.22 22:59

大塚初重さんが死去　考古学者

高知新聞社

　大塚初重さん

　静岡市の登呂遺跡の発掘に参加するなど戦後の考古学をリードしてきた考古学者で明治大名誉教授の大塚初重（おおつか・はつしげ）さんが２１日午後９時５６分、肺炎のため、千葉県成田市のみはま成田クリニックで死去した。９５歳。東京都出身。自宅は千葉県成田市橋賀台２の４の２。葬儀・告別式は２８日午前１０時半から千葉県成田市吉倉１２４の１１、八富成田斎場で。喪主は長女小笠原文恵（おがさわら・ふみえ）さん。

　１９４５年４月、海軍１等兵曹時に２度、中国・上海に向かうがいずれも乗っていた船が米軍に撃沈され、神国日本とする皇国史観に疑問を持ったのが歴史を学ぶきっかけとなった。

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