2022.07.22 16:40
スーパー売上高、1・0%減 6月、値上げ影響
全国のスーパー売上高増減率
日本チェーンストア協会が22日発表した6月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比1・0%減となり、10カ月ぶりに前年実績を下回った。新型コロナウイルス禍で抑えられていた外出機会が増え、食料品を中心とする巣ごもり需要が減った。メーカーによる製品値上げを受けた買い控えも一部で見られ、販売に響いた。
原材料費の高騰や円安進行を背景に、スーパーの主力商品である家庭用食品などの値上げが相次いでおり、協会の担当者は「物価高による影響をある程度受けている」と指摘した。
同時に発表した2022年1~6月の既存店売上高は前年同期比2・3%増だった。