米議会襲撃阻止、一貫して消極的　トランプ氏「平和」使用を嫌がる

2022.07.22 16:08

米議会襲撃阻止、一貫して消極的　トランプ氏「平和」使用を嫌がる

高知新聞社

　２０２１年１月６日に米ホワイトハウスで収録されたトランプ前大統領のビデオメッセージ。２１日に米下院特別委員会の公聴会で公表された（同委員会提供、ＡＰ＝共同）

　【ワシントン共同】昨年１月の米議会襲撃で、トランプ前大統領がツイッターで支持者に襲撃中止を呼びかける際に「平和」という言葉を使うのに抵抗していたことが２１日、分かった。襲撃を調査する下院特別委員会の公聴会で、大統領副報道官だったマシューズ氏が明らかにした。襲撃阻止に消極的な姿勢を取り続けたトランプ氏の実態が浮き彫りとなった。

　特別委はトランプ政権関係者らを呼んで６月から計８回開いた公聴会をいったん終了。さらに関係者から情報を集め９月に新たに公聴会を開く方針。１１月の中間選挙を前に、中間報告書を９月にまとめた後、最終報告書を１２月に発表するとみられている。

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