2022.07.21 10:30
「防空システム供与を」 大統領夫人、米議会で演説
20日、米議会で演説するウクライナのオレナ・ゼレンスキー大統領夫人(AP=共同)
【ワシントン共同】訪米したウクライナのオレナ・ゼレンスキー大統領夫人が20日、米議会で演説した。米国の支援に謝意を示した上で「残念ながら戦争は終わっていない。恐怖は続いている」と強調。子どもたちが犠牲とならないよう、防空システムなどを供与するよう訴えた。
オレナ夫人はロシアが侵攻開始後、3千発以上のミサイルを発射していると指摘。ロシアの攻撃で亡くなった犠牲者らの名前を挙げた上で「ウクライナ人に対するテロを止めるため、私たちを助けてほしい」と語った。子どもたちが安心して寝られるようにしたいとも述べた。