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2022.07.21 08:31

新型コロナ第7波、過度に恐れず対策を 高知県感染症対策協議会長が指摘 ワクチン「今打つといい」

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吉川清志医師

吉川清志医師

 高知県内で新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多の704人となった。医師で県感染症対策協議会の吉川(きっかわ)清志会長=土佐希望の家医療福祉センター長=は「現状で『第7波』が収まる要素は少ない」と医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を懸念する一方、重症化率の低さから「過度に恐れる必要はない」と述べ、基本的な感染対策の徹底やワクチン接種を促している。今後の予測や対策を聞いた。

 ―過去最多の新規感染者数となった。

 「他県の状況から、高知でも増えると予想していたので特に驚きはない。県内は完全に『第7波』に入った。重症化リスクはこれまでと比べても高くなく、過度に恐れる必要はない。ただ、軽症といっても高熱や嘔吐(おうと)下痢が続くケースもある」

 ―急増の背景は。

 「オミクロン株の新たな派生型『BA・5』の割合が高くなっていると思われる。感染力はこれまでの『BA・2』の約1・3倍で、空気感染に近い状況で感染が広がっている」

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