2022.07.20 16:17
巡視船の実弾誤射「人為的ミス」 沖縄、車の窓にひび
沖縄県宮古島市・伊良部島の港で宮古島海上保安部の巡視船「しもじ」が、機関砲の実弾8発を誤射した問題で、同保安部は20日、訓練中に弾が入っていないと思い込んだことによる「人為的なミスが原因」との見解を明らかにした。
誤射により、機関砲に海水が浸入するのを防ぐカバーが砕け散り、破片が職員の車2台、バイク1台に当たっていたことも判明。うち車の窓ガラス1枚にはひびが入っていた。
19日午前、翌20日の洋上射撃訓練のため、乗組員7人で20ミリ機関砲の点検をし、弾をセットした。その後、装填に気付いていない船長の指示の下、別の乗組員が陸側に向け発射した。