2022.07.19 22:21
米6月住宅着工、2%減 2カ月連続減、金利上昇で
【ワシントン共同】米商務省が19日発表した6月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より2・0%減の155万9千戸だった。減少は2カ月連続。前年同月比は6・3%減った。
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)による政策金利引き上げを背景にした住宅ローン金利の上昇傾向が消費者心理の重しとなった。主力の一戸建て住宅が98万2千戸と前月より8・1%減ったのが全体を押し下げた一方、集合住宅は伸びた。
地域別でみると、中西部が7・7%減り、最大市場の南部も4・8%減。北東部は10・6%増、西部も3・7%伸びた。