2022.07.19 17:43
九州、記録的大雨続く 避難指示46万9000人
大雨の影響で水位が増し、茶色く濁った大分県日田市の玖珠川=19日午前10時14分
前線や低気圧の影響で列島は19日、九州を中心に記録的な大雨が続いた。山口、福岡、佐賀、長崎、大分の5県では18日から19日にかけて線状降水帯が相次いで発生。河川の増水などが起こり、計46万9千人以上に避難指示が出ている。20日も荒天となる地域があり、気象庁は災害に厳重な警戒を呼びかけた。
総務省消防庁によると、避難指示は19日午後2時時点で京都、島根、山口、愛媛、福岡、佐賀、大分7府県の計22万6千世帯以上が対象。
大分県では日田市の花月川などが増水した。JR九州は福岡県久留米市と大分市を結ぶ久大線や、佐賀県の唐津線などの一部区間で運転を一時見合わせた。