2022.07.19 05:56
NY原油続伸、102ドル台 供給拡大観測が後退
【ニューヨーク共同】週明け18日のニューヨーク原油先物相場は大幅続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の8月渡しが前週末比5・01ドル高の1バレル=102・60ドルで取引を終えた。終値で1バレル=100ドルの大台を超えたのは1週間ぶり。
中東を歴訪したバイデン米大統領がサウジアラビアから石油増産の確約を得られなかったのを背景に供給拡大観測が後退し、買い注文が膨らんだ。外国為替市場でドルが下落し、ドル建てで取引される原油先物に割安感が出たことも相場を押し上げた。