2022.07.18 05:24
対ロ制裁は原則重視を 大統領、カナダ首相に伝達
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ツイッターでカナダのトルドー首相と協議し「国際社会の制裁に対する考えは、原則に基づかなければならない」と伝えたと明らかにした。
カナダ政府が対ロシア制裁を緩和し、ロシアからドイツに天然ガスを送る海底パイプライン「ノルドストリーム」の修繕したタービン部品をドイツに返却したことを念頭に、批判的な考えを示したとみられる。ロシア側は安定操業のため不可欠だとして返却を求めていた。
ロイター通信によると、ウクライナ国防省の報道官は17日までに「(ロシア軍の)次の段階の攻撃準備が進んでいる」と警戒感を示した。