2022.07.16 17:40
宮城で記録的大雨、河川決壊 住宅浸水被害、原発施設に水流入
大雨の影響で冠水した宮城県大崎市の道路を走る車=16日午前11時39分
日本列島は16日、大気の不安定な状態が続いた。宮城県では記録的な大雨となり、河川が決壊し住宅に浸水被害が発生。原発施設には雨水が流入した。大崎市と松島町は警戒レベル5の避難情報「緊急安全確保」を発表した。九州でも激しい雨を観測した。17日にかけても列島各地で非常に激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は土砂災害や浸水、河川の氾濫に警戒を呼びかけている。
気象庁は宮城県で「記録的短時間大雨情報」を相次いで出し、大崎市では降り始めの15日から16日夕までの降水量が259・0ミリに達した。仙台市ではマンホールのふたが外れ40代男性が転倒し軽傷を負った。