2022.07.16 05:31
NY株反発、658ドル高 6日ぶり、消費堅調で
【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前日比658・09ドル高の3万1288・26ドルで取引を終えた。朝方発表された6月の米小売売上高が市場予想を上回ったことで消費が堅調なのが好感され、ほぼ全面高の展開となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が今月下旬の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍となる1%の利上げを決めるとの観測について、タカ派のFOMC出席者が前向きな発言をしなかったのも材料視された。シティグループが好決算を発表したのを背景に、金融株が買われたことも相場を押し上げた。