2022.07.15 18:02
三菱UFJ、広告事業に参入 サイバーエージェントと
三菱UFJ銀行は15日、サイバーエージェントとデジタル広告事業に参入することを明らかにした。口座所有者の年齢や性別、資産運用状況などの金融データを活用し、ターゲット層に効果的な広告を配信する。低金利で銀行の収益環境が厳しい中、新たな収益源につなげたい考え。
三菱UFJ銀は昨年の法改正で銀行の業務範囲が拡大されたことを受け、広告事業に乗り出す。2022年度中のサービス開始を目指す。
デジタル広告事業では、これまで蓄積した口座所有者の金融データを活用。広告主は「預金額800万円以上の女性」「住宅ローンがある30代男性」など、対象を絞って宣伝することができる。