【やさしい日本語】留学生ケサブさん亡くなる　高知でがん手術

2022.07.15 16:46

【やさしい日本語】留学生ケサブさん亡くなる　高知でがん手術

高知新聞社

留学生(りゅうがくせい)ケサブさん亡(な)くなる
高知(こうち)でがん手術(しゅじゅつ)
ネパールに昨年(さくねん)、帰(かえ)る
弟(おとうと)「高知(こうち)の家族(かぞく)、ありがとう」

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ネパールの留学生(りゅうがくせい)、カナル・ケサブさんが６月(がつ)24日(にち)にインドの病院(びょういん)で亡(な)くなりました。ケサブさんは高知(こうち)で留学(りゅうがく)していた２０２０年(ねん)、がんが分(わ)かりました。

留学生(りゅうがくせい)の仲間(なかま)がケサブさんを助(たす)けようと呼(よ)びかけ、全国(ぜんこく)から６３８万(まん)円(えん)のお金(かね)が集(あつ)まりました。高知(こうち)で手術(しゅじゅつ)をしましたが、がんとのたたかいが長(なが)くなるため、昨年(さくねん)10月(がつ)にネパールへ帰(かえ)りました。

ケサブさんは交際(こうさい)していた女性(じょせい)と結婚(けっこん)しました。その後(ご)、インドの病院(びょういん)で治療(ちりょう)していました。亡(な)くなった６月(がつ)２４日(か)は、病院(びょういん)近(ちか)くの日本(にほん)の庭(にわ)を歩(ある)いていました。家(いえ)に帰(かえ)った後(あと)に頭(あたま)が痛(いた)くなり、そのまま亡(な)くなりました。

ケサブさんの夢(ゆめ)は、ネパールと日本(にほん)を結(むす)ぶ仕事(しごと)をすることでした。
ケサブさんの弟(おとうと)のジーブラジュさんは「高知(こうち)の皆(みな)さんは家族(かぞく)です。兄(あに)を助(たす)けてくれてありがとうございました。僕(ぼく)が高知(こうち)で学(まな)び、兄(あに)の夢(ゆめ)をかなえたいです」と話(はな)しています。

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