2022.07.14 20:19
西部の都市攻撃、死者23人に 「卑劣なテロ」と大統領
14日、攻撃を受けたウクライナ・ビンニツァの現場で消火活動に当たる消防隊員(ウクライナ非常事態庁提供・AP=共同)
【キーウ共同】ウクライナ西部ビンニツァ州の州都ビンニツァ中心部へのミサイル攻撃で、ゼレンスキー大統領は14日夜のビデオ声明で、死者が10歳未満の子ども3人を含む23人になったと明らかにした。数十人が安否不明で、犠牲者はさらに増える可能性がある。
ゼレンスキー氏は同日、ハーグで開かれたロシアの戦争犯罪に関する国際会議でビデオ演説し、ビンニツァへの攻撃で複数の公共ビルや集合住宅が破壊され、医療機関で火災が起きたと指摘。「ロシアの卑劣なテロ行為だ」と非難した。
ティモシェンコ大統領府副長官によると117人が医療機関で治療を受け、29人が安否不明。