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2022.07.14 17:45

南方熊楠の着用コート、修復完了 記念館へ奈良から戻る

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 修復が終わり、「南方熊楠記念館」に戻った南方熊楠が着用したとされるフロックコート=14日、和歌山県白浜町

 和歌山県出身の博物学者・南方熊楠(1867~1941年)が着用したとされる黒いフロックコートが14日、同県白浜町の南方熊楠記念館に戻った。昨年から続いていた元興寺文化財研究所(奈良市)での修復が終わった。


 記念館によると、コートは熊楠が英国で仕立てたものとされており、昭和天皇が1929年に和歌山県を訪れた際などに熊楠が着ていたという。


 元興寺文化財研究所は、生地が薄くなって破れそうになった部分を、和紙などを使った繊細な作業で、継ぎ当てのような見栄えにならないよう回復させた。一方で、本来の風合いを残すため、色あせはそのままにした。

(c)KYODONEWS

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