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2022.07.14 15:10

ドラマの伏線を回収した 映画「ねこ物件」の古川

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 舞台あいさつする古川雄輝=東京都新宿区

 映画「劇場版 ねこ物件」(8月5日公開)の完成披露上映会が東京都内で開かれ、俳優の古川雄輝らが舞台あいさつした。今春放送されたドラマの劇場版。主演の古川は「とにかくかわいい猫ちゃんたちが出てくる癒やし系映画。ドラマの伏線が全て回収されているんです」とアピールした。


 主人公二星優斗(古川)は、幼い頃に離れ離れになった弟を捜し出すために「猫付きシェアハウス」の経営を再開し、住人を募る。


 プライベートでも猫を飼う古川は「撮影は大変な部分もありました」と振り返った。今回は動物プロダクション所属の猫ではなく、家庭で飼われている猫が出演したと言い「『おすわり』『そこにいて』に応じられなくて本当に自由気まま。台本通りに行かなかった」。


 撮影は猫の気分に合わせて進行し「どうしてもうまくいかないときは、皆で『猫借金』と呼んで、猫のいるシーンを飛ばして最終日にまとめて撮りました」と打ち明けた。


 綾部真弥監督は「猫は良くも悪くも、思い通りにはならない。最初は猫借金が増えていたのですが、撮影が進むと、スタッフがこつをつかみ、古川君たちもそれぞれの猫の特徴をつかんで触れ合ってくれた」と俳優陣を褒めたたえた。


 舞台あいさつには、長井短、上村海成、本田剛文、松大航也、金子隼也も出席した。

(c)KYODONEWS

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