2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.07.14 11:38

旅客船の監査、処分厳格化 救命設備拡充、安全評価も

SHARE

 有識者委員会であいさつする斉藤国交相=14日午前、国交省

 国土交通省の有識者委員会は14日、小型旅客船の安全確保に向けた中間取りまとめをした。国による監査や行政処分を厳格化し、法令違反は刑事罰を重くする。事業許可は更新制に改め、船には改良型救命いかだの搭載を義務付ける。事業者の安全性を評価、認定する制度も創設。北海道・知床沖の観光船沈没事故を教訓に対策を重層化し、悪質業者を排除する。


 会合で斉藤鉄夫国交相は「利用者に安心して乗船してもらえるよう、実施が可能な対策から速やかに実行する」と述べた。国交省は実行に必要な経費を来年度予算の概算要求に盛り込み、海上運送法など関連法の改正作業を急ぐ。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月