2022.07.14 11:18
原町火力2号機、運転再開 東北電力、3月の地震で被災
東北電力は14日、宮城、福島両県で最大震度6強を観測した3月の地震により一部が損傷した原町火力発電所2号機(福島県南相馬市、100万キロワット)の運転を再開したと発表した。地震で停止し5月に再開した1号機とともに発電量の半分を東京電力管内に送っており、東北電は「安定供給に努めたい」としている。
東北電によると、3月16日の地震発生時、2号機は点検のため停止中だった。ボイラー内部の配管に変形や損傷が確認されたため、点検期間を延長して補修作業を進めていた。同じく点検中に被災した仙台火力4号機(宮城県七ケ浜町)も運転再開を目指している。