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2022.07.13 21:02

淡水二枚貝の化石に模様、福井 世界2例目で最古

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 福井県勝山市の「手取層群北谷層」で見つかった二枚貝化石=12日

 福井県勝山市にある約1億2千万年前(白亜紀前期)の「手取層群北谷層」で見つかった淡水に生息する二枚貝化石に、模様が残っていたと、県立恐竜博物館(勝山市)が13日、英科学誌に発表した。世界2例目で日本初、これまでの同様の化石を1億年以上さかのぼる世界最古の例だとしている。


 化石は2020年に発掘。少なくとも3種類、計17個の貝が見つかり、それぞれ同心円状や放射状の黒色の帯模様があった。現代の淡水二枚貝と類似している。恐竜などが食べていた可能性がある。


 同博物館の安里開士主事は「この地層で化石の保存状態が良い理由を調べたい」と話した。14日から展示する。

(c)KYODONEWS

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