米上院、銃取締局長の人事承認　保守派反発で難航、１３年以来

2022.07.13 12:37

米上院、銃取締局長の人事承認　保守派反発で難航、１３年以来

高知新聞社

　バイデン大統領（右）から４月、アルコール・たばこ・銃器取締局（ＡＴＦ）の局長に指名された元連邦検事のスティーブ・デトルバック氏＝ワシントン（ロイター＝共同）

　【ワシントン共同】米上院は１２日、バイデン大統領（民主党）がアルコール・たばこ・銃器取締局（ＡＴＦ）の局長に元連邦検事のスティーブ・デトルバック氏を指名した人事案を賛成多数で承認した。米メディアによると、局長の人事承認は２０１３年以来。銃規制に反対する保守派の反発で難航していた。相次ぐ銃乱射事件への対処が急務となる。

　採決結果は賛成４８、反対４６。民主党議員に加えて共和党からも２人が賛成に回った。バイデン氏は当初、別の銃規制推進派を指名したものの、承認のめどが立たず取り下げに追い込まれていた。

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