2022.07.13 09:44
九電、玄海4号機の発電再開 需給逼迫に対応
佐賀・玄海原発
九州電力は13日未明、定期検査で停止していた玄海原発4号機(佐賀県)の発電を再開した。当初の計画では9月下旬に再開する予定だったが、電力需給の逼迫対策として前倒しした。出力を徐々に上げ、8月上旬に通常運転に戻る。
原子力規制委員会によると、国内では現在、九電の川内原発1、2号機(鹿児島県)と関西電力の大飯原発3号機(福井県)、四国電力の伊方原発3号機(愛媛県)の計4基が通常運転中。
玄海4号機の出力は118万キロワット。4月30日から定検に入っていた。ただ九電は「4号機を動かしても厳しい需給状況は変わらない」として、できる限りの節電を呼びかけている。