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2022.07.12 16:52

世界の出生率2・3人 国連報告、少子高齢化が加速

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 米ニューヨークの国連本部=2021年4月

 【ニューヨーク共同】国連が11日に公表した世界の人口に関する報告書は、女性1人が産む子どもの人数を示す平均出生率が低下傾向にあり、1990年の3・3人から2021年には2・3人に減ったと推計した。18年には65歳以上が5歳未満の人口を初めて上回り、世界的に少子高齢化が加速していると指摘した。


 21年の出生率は、欧州と北米、東・東南アジアが1・5人と地域別で最も少なかった。世界全体でまだ若年層の人口が多いため、出生数は40年ごろまでわずかに増え続けると見込んでいるが、50年までには2・1人にまで下がり、人口を維持できる最低限の水準に近づくと予測している。

(c)KYODONEWS

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