2022.07.11 16:49
露天風呂盗撮で警戒呼びかけ 静岡県警「狙われている意識を」
北海道や岐阜県の露天風呂で入浴中の女性を盗撮したとして、元鹿児島県職員の男らが静岡県警に相次いで逮捕された事件を受け、生活保安課の大久保真吾課長らは11日、県温泉協会の会員約30人を対象に浜松市内で講演し、「常に狙われているという意識を持ってほしい」と厳重な警戒を呼びかけた。
同課によると、男らは露天風呂から数百メートル離れた山林に身を隠し、望遠レンズ付きカメラで盗撮。視界を良くするために周辺の草木を切り、一部は自然に溶け込めるよう迷彩服姿だった。
同協会の定居康夫会長(73)は「外からどのように見えているのかも考えないといけない」と話した。