2022.07.11 13:41
パタゴニア、パートら労組結成 「無期転換逃れ」訴え
アウトドア用品「パタゴニア」日本支社が有期雇用の契約期間を通算5年未満としているのは、無期雇用への転換を申し込める「無期転換ルール」の適用を逃れるためだとして、北海道や関東で勤務する同社のパートタイマーら4人が11日、撤回を求め労働組合を結成した。
2013年4月施行の改正労働契約法で、働く期間が1年などと契約で決められる有期雇用が5年を超えれば、労働者は期間の限定がない無期雇用への転換が可能になった。企業側が5年を前に雇い止めするケースが相次ぎ、問題となっている。