2022.07.09 05:54
西日本で災害警戒続く 鹿児島101ミリ超
気象庁=東京都港区
西日本では9日にかけ、九州を中心に大雨が降った。鹿児島県中種子町では1時間に101・0ミリを観測。朝で大雨のピークは過ぎたが、大気が非常に不安定な状態は続く見込みで、気象庁はこれまでの雨で土砂災害の危険度が高まった地域で厳重な警戒を呼びかけた。低い土地の浸水、河川の増水・氾濫にも警戒が必要だ。
他にも熊本県球磨村で86・0ミリ、鹿児島県南大隅町で81・5ミリの猛烈な雨が降った。9日未明までの24時間降水量は静岡県御前崎市で250ミリを超えた。
10日午前6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で四国100ミリ、中国60ミリ、九州北部50ミリ。