2022.07.09 00:08
米大統領「同盟の擁護者」 安倍氏に哀悼の意
安倍元首相の死去に関し、報道陣の問いかけに応じるブリンケン米国務長官(左から2人目)=8日、インドネシア・バリ島(共同)
【ワシントン、ヌサドゥア共同】バイデン米大統領は8日、安倍晋三元首相が銃撃され死去したことを受け声明を発表し、安倍氏が「日米の同盟と友好の擁護者だった」と指摘し「驚き、怒り、深い悲しみを感じている」と哀悼の意を表した。
バイデン氏は、オバマ政権下で副大統領を務めた際に、安倍氏と緊密に連携をとったと説明。「任期最長の日本の首相であり、彼が描いた自由で開かれたインド太平洋構想は引き継がれていく」と功績をたたえた。
「銃撃は社会に深い傷を残す」とも強調。安倍氏の死去は「日本にとって悲劇だ」とし、「悲しみの中、米国は日本と共にある」と表明した。