2022.07.08 22:20
米6月就業者37万人増 堅調続く、失業率3・6%
米失業率と就業者数の推移
【ワシントン共同】米労働省が8日発表した6月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数は前月から37万2千人増加した。増加幅は前月よりわずかに縮小したが金融市場の事前予想(約27万人)を上回り、堅調な伸びが続いた。失業率は前月から変わらず3・6%だった。
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は今月26、27の両日に開く金融政策決定会合で大幅利上げを継続する構えだ。ただ急速な金融引き締めによる景気悪化を懸念する声も強まっている。