2022.07.08 18:15
バッハ氏「深いショック」 安倍元首相の銃撃事件で
2020年11月、「五輪オーダー」の授与式を終え、肘でタッチを交わすIOCのバッハ会長(右)と安倍元首相=東京都新宿区の日本オリンピックミュージアム(ゲッティ=共同)
【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日、安倍晋三元首相が銃撃された事件を受け「卑劣な襲撃に深いショックを受けている。私の気持ちは彼とともにある。回復への希望を抱き、祈りたい」とのコメントをツイッターで発表した。
安倍氏は2013年のIOC総会で演説し、東京五輪・パラリンピックの招致に尽力。大会の旗振り役を務め、新型コロナウイルス感染拡大を受けて20年3月に、開催国首脳として大会の1年延期をIOCに提案した。
同年11月にはIOCから五輪運動の発展に寄与したことをたたえる「五輪オーダー」(功労章)を授与された。