2022.07.08 17:39
西武3線で運転見合わせ 再開に9時間、24万人影響
パンタグラフに飛来物が付着しているのが見つかり、西武池袋線保谷駅に停車する車両=8日午前10時10分、東京都西東京市(共同通信社ヘリから)
8日午前7時50分ごろ、東京都西東京市の西武池袋線保谷駅で、小手指発新木場行き準急(10両編成)のパンタグラフに飛来物が付着しているのが見つかり、西武有楽町線や豊島線も含めて運転を見合わせた。池袋線は午後2時半ごろ、豊島線は午後3時40分ごろ、有楽町線は午後5時ごろにそれぞれ再開。約24万人に影響した。
西武鉄道によると、飛来物はひばりケ丘―保谷の線路沿いで作業していた住宅建設会社が設置した網状のシート。パンタグラフの損傷で電車が自走できなくなった上、架線が複数損傷したため復旧に時間がかかった。乗客約1500人を線路に降ろして避難誘導した。