2022.07.08 06:49
白人元警官に禁錮21年 米黒人暴行死で連邦地裁
【ニューヨーク共同】米ミネソタ州ミネアポリスで2020年に黒人男性が暴行され死亡した事件で、連邦法上の人権侵害の罪に問われた白人の元警官デレク・ショービン被告=州法の殺人罪などで有罪、控訴中=に対し、地元連邦地裁の裁判官は7日、禁錮21年の判決を言い渡した。米メディアが伝えた。
被告は昨年6月に州地裁で禁錮22年6月の判決を受けて既に服役中。刑期は加算されず同時に務めることになる。
被告は20年5月、黒人男性ジョージ・フロイドさんの首を膝で地面に押さえ付け死亡させ「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大事だ)」を訴えるデモが全米に拡大する契機となった。