2022.07.08 06:33
鶴見岳・伽藍岳、警戒レベル2に 火山性地震が多発、大分
福岡管区気象台は8日、火山性地震が多発しているとして大分県の鶴見岳・伽藍岳の噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意」から2の「火口周辺規制」に引き上げたと発表した。
福岡管区気象台によると、伽藍岳では8日午前2時ごろから山体を震源とする火山性地震が多発し、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がある。火口からおおむね1キロの範囲では、噴火で飛散する大きな噴石や火砕流に警戒が必要だとしている。
鶴見岳・伽藍岳については気象庁が2月、警戒レベルを2に引き上げる基準を改定し、山体浅部で振幅の大きな火山性地震が複数回発生した場合などを追加した。