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2022.07.08 08:35

「入れ墨入り」弥生時代の土偶発見「習俗示す貴重資料」香南市・北地遺跡、高知県内初

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北地遺跡から出土した入れ墨模様のある土偶の頭部(香南市野市町下井)

北地遺跡から出土した入れ墨模様のある土偶の頭部(香南市野市町下井)

 香南市教育委員会は7日、同市野市町下井の北地遺跡から、弥生時代中期(約2200年前)に作られ、入れ墨模様のある土偶の頭部が見つかったと発表した。弥生時代の土偶は全国的に出土が少なく、入れ墨入りは県内で初めてで四国で2例目。市教委などは当時の文化、習俗を示す貴重な資料としている。

 同遺跡は、国道55号新物部川橋の東に位置する。土偶は昨年6月、住宅建築に際して調査した一部の土地(約150平方メートル)から出土した。首から上の破片で高さは4・6センチ、顔の幅が2・3センチ。目、鼻、口の穴があり、両目の下に入れ墨を表す4本の線刻が走る。祭祀(さいし)に使われていたとみられる。

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