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2022.07.08 08:35

海面は神秘の輝き「松尾ブルー」 漁港に〝青の洞窟〟(高知県土佐清水市)―フォっトけないす

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海底が透き通って見えるほど美しい洞窟の光景。時間帯や気象条件によって、その表情も変わる(写真はいずれも土佐清水市松尾)

海底が透き通って見えるほど美しい洞窟の光景。時間帯や気象条件によって、その表情も変わる(写真はいずれも土佐清水市松尾)

 暗い洞内に太陽の光が差し込み、澄んだ青が波に揺れてきらめいた。イタリア・カプリ島の「青の洞窟」をほうふつとさせる神秘の世界。土佐清水市の松尾漁港近くにある、ガイド本にも載っていない穴場が今、交流サイト(SNS)を中心に人気を集めている。

 太平洋を見下ろすように広がる松尾地区。民家の間を縫うような小道を海側へと下った先、のどかな漁港の脇に、その洞窟はある。

 地元での呼び名は「海老(えび)穴」「海老洞」。昔、伊勢エビがすんでいたからだそう。海底まで透けて見える海面は、太陽の光が差し込むと、ターコイズブルーに輝く。

 数年前から、写真共有アプリ「インスタグラム」などで「写真加工なしでこの青さ!」「『仁淀ブルー』に続いて『松尾ブルー』!?」などと話題になり、観光客らが訪れるようになった。住民の男性(78)は「子どもの時、洞窟の奥まで泳いで入ったことがあるけど、何となく不気味でね。でも、昔から当たり前の光景。特別なもんじゃあないよ」と笑う。
県外から訪れた写真愛好家も撮影に夢中

県外から訪れた写真愛好家も撮影に夢中


 近くで遍路休憩所を構える有田久哉さん(66)は、洞窟を見たいというお遍路さんや観光客を案内することも。「美しく見えるのは、風のない晴れの日。午前中がいいね」

 周辺には子宝祈願で知られる女城神社、樹齢300年を超える国天然記念物のアコウなどのディープな名所も多い。それらは全て住民が守り続け、地域に根付いた豊かな自然や文化の結晶。訪れる時は、思いやりとマナー順守を忘れずに―。(清水支局・小笠原舞香)

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