2022.06.29 17:13
小4死亡控訴せず、判決確定へ 福岡県大川市のゴール下敷き
福岡県大川市立川口小で2017年、4年生の男児=当時(10)=がサッカーの小型ゴールの下敷きになり死亡したのは安全管理を怠った市に責任があるとし、約3600万円の支払いを市に命じた福岡地裁久留米支部判決に関し、男児の両親側は29日、控訴しない意向を明らかにした。市側も既に控訴しない方針を公表しており、判決が確定する。
両親側は、事故を調査した市の委員会の報告内容などが十分ではないと主張していたが、認められなかった。
両親は代理人弁護士を通じ「家族で話し合い、控訴は行わないことにした。事故を二度と起こしてはいけないことを伝えていく」とするコメントを出した。