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2022.06.28 15:03

銀座に幻想的な金魚の館オープン 假屋崎省吾さんもコラボ

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 「アートアクアリウム美術館GINZA」の展示。「新金魚品評」

 アートとエンターテインメント、水族館の要素を融合させ、幻想的な空間で金魚を見せる「アートアクアリウム美術館GINZA」が東京都中央区の銀座三越新館にオープンした。これまで主に期間限定で披露していたアートアクアリウムを常設展示。華道家の假屋崎省吾さんら、アーティストとコラボレーションする企画も始まった。


 同館のテーマは「百花繚乱~進化するアート~」。約70種類、5千匹もの金魚が、特別に作られた水槽で泳ぎ、ライトアップされる。入り口は、いくつものつり灯籠に明かりがともり来館者を出迎える。「灯籠は奈良県など全国から集めました」と同館広報の馬渕理彩さん。通路の両側には金魚が泳ぐ円柱形の水槽が光で照らし出され、回廊のように連なる。滝に見立てた水槽が並ぶエリアや、小さな直方体の水槽が並び和菓子のように見える「新金魚品評」は、清涼感を演出。訪れた人はスマートフォンのカメラを向けていた。


 假屋崎さんの作品は、金魚と生け花が織りなすあでやかな空間。花々が咲き乱れる中、花瓶のような水槽で泳ぐ金魚が彩りを添える。同館では金魚の環境を整える専門チームが常駐し、温度や水質管理などを行っているという。馬渕さんは「日本の伝統的な美と、生きる美術品ともいえる金魚との融合を楽しんでもらえたら」と話していた。


 日時指定制のチケットが2300円、当日券が2400円。問い合わせは、電話03(3528)6721。

(c)KYODONEWS

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