2022.06.22 17:30
全農、飼料1トン1万円超値上げ 7~9月期、過去最大幅
全国農業協同組合連合会(JA全農)は22日、家畜の餌となる配合飼料について、7~9月期の農家への供給価格を4~6月期と比べて全畜種の全国平均で1トン当たり1万1400円引き上げると発表した。値上げは3期連続。これまで過去最大の上げ幅は昨年4~6月期の5500円だったが、その2倍以上の大幅な値上げとなる。
JA全農は配合飼料の国内シェアの約3割を占める。ロシアによるウクライナ侵攻の影響でトウモロコシなどの飼料穀物の国際相場が上昇し、円安ドル高が進んでいることが、主な要因だとしている。値上げ後の価格や、地域や銘柄による個別の価格については明らかにしていない。