2022.06.21 18:21
おむつバンクで子育て交流 ユニ・チャームが実証実験
ユニ・チャームは21日、子どもの成長でサイズが合わなくなった紙おむつなどを回収し、必要な世帯に提供する「おむつバンク」の実証実験を行うと発表した。香川県観音寺市と連携し、9月末まで市内の子育て支援センターに設置。紙おむつをきっかけに子育て世帯の交流を図ってもらうのが狙いで、民間企業では初の取り組みという。
おむつバンクは、子育て世帯が不要になった紙おむつを持ち込んで、子育てを支援するNPO法人の協力などで衛生面を確認した上で必要な世帯へ届ける仕組み。同時にユニ・チャームが提供する製品をセンターの職員らが補充、配布する「おむつボックス」も設置する。