2022.06.16 22:21
米5月住宅着工14・4%減 1年1カ月ぶり低水準
【ワシントン共同】米商務省が16日発表した5月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より14・4%減の154万9千戸となり、昨年4月以来、1年1カ月ぶりの低水準となった。減少したのは2カ月ぶり。
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)による政策金利引き上げを背景に、住宅ローン金利が上昇したのが消費者の住宅購買意欲を低下させた。主力の一戸建て住宅が105万1千戸と9・2%減り、集合住宅も大きく減少した。全体の前年同月比は3・5%減った。