2022.06.16 17:01
LGBTQ擁護へ大統領令 バイデン氏「自分でいて」
15日、米ホワイトハウスで、LGBTQなど性的少数者を擁護するための大統領令に署名するバイデン大統領(中央)(ロイター=共同)
【ワシントン共同】バイデン米大統領は15日、ホワイトハウスでLGBTQなど性的少数者を擁護するための大統領令に署名した。米政府によると保守的な州でこの1年、性的少数者の権利縮小につながるような法案が300以上提出されており、対抗する狙い。演説で「若者にはありのままの自分でいてほしいと伝えたい。大統領として支える」と語りかけた。
6月は性の多様性への理解を深める「プライド月間」と呼ばれ、これに合わせた大統領令は性自認と身体を総合的にケアする医療に性的少数者がより簡単にアクセスできるような取り組みの加速を連邦機関に指示。学校で教育環境を整備することも求めた。