2022.06.15 09:56
円急落、一時135円60銭近辺 24年ぶりに安値更新
一時1ドル=135円60銭近辺まで急落した円相場を示すモニター=15日午前、東京・東新橋
15日早朝の外国為替市場で、円が一時1ドル=135円60銭近辺まで急落し、1998年10月以来、約24年ぶりの円安ドル高水準となった。米長期金利が上昇したことで日米の金利差が拡大し、円を売ってより高い利回りが期待できるドルを買う動きが優勢となった。
東京外為市場の午前10時現在は前日比59銭円安ドル高の1ドル=135円01~05銭。ユーロは16銭円安ユーロ高の1ユーロ=140円86~95銭。
FRBが通常の3倍となる0・75%の利上げに踏み切るとの観測が強まり、米長期金利が上昇。金利を低く抑える日銀との金融政策の違いが意識され、円売りドル買いが強まった。